入居申込後に状況が一変。入居のキャンセルはできる?できない?

日付:22年01月20日 木曜日カテゴリ: スタッフブログ

こんにちは!リアルサービスの広報担当です。
そろそろ移動のシーズンですね!就職や進学、転勤などで転居予定の皆さまも、家探しを始める頃ではないでしょうか?

本日は、申込後に予定が変更になって入居をキャンセルしなければならなくなった場合のお話です!

 

◆入居申込み後にまさかの予定変更が!キャンセルは可能?

 

転居の手続きを進めている途中で状況が変わることは、そう多くはありません。
しかし万が一にもそんなことになったら、どうすれば良いのでしょう?

答えから言えば、申し込み後のキャンセルは可能です。
ただし、契約書に捺印をする前と後では、支払わなければならないお金の総額が大きく異なります。

<契約成立前のキャンセル対応>
・法律的には違約金についての決まりはない
・多くの不動産会社では、道義的な観点から家賃1ヶ月程度の支払いを定めている場合が多い

<契約成立後のキャンセルで支払わなければならない費用>
・敷金・礼金、前家賃
・保証料
・保険料
・鍵交換料金

 

◆家の引き渡し日前であっても、契約成立後は「解約」の扱いとなる

 

実際に家を引き渡す前であっても、契約書に捺印した時点で契約が成立するため、捺印後のキャンセルは、通常の解約と同じ扱いになることは覚えておきたいポイントです。

仮に1日も住んでいなくても、法的には一年未満のキャンセルと同様の扱いになり、途中退去の違約金を請求される可能性もあります。

居住の実績が全くない場合の違約金については、オーナーと不動産会社、契約者を交えての話し合いが必要になることも。
いずれにしても、契約の際に必要とされた料金は、基本的に全額支払うことになると考えておいたほうが良いでしょう。

契約を締結した後のキャンセルは、離婚や別居などどうしようもない理由で発生することもあるようです。

解決が難しいケースもあるかもしれませんが、キャンセルする可能性が生じた際には、書面を交わす前ならスムーズにキャンセルすることができますから、時間をおかず早急に担当者へ相談しましょう。