「ペット飼育可能物件」は、どんなペットまで飼ってOK?

日付:22年02月17日 木曜日カテゴリ: スタッフブログ

こんにちは!リアルサービスの広報担当です。
可愛いペットと一緒に暮らすと、毎日が楽しくなりますね。

昔に比べて、ペット飼育可能な物件も増えてきました。ただ、一般的な認識やオーナーの判断によってOKな生き物とNGな生き物に分かれていて、どんな生き物を飼ってもOKというわけではありません。
本日は、飼育可能な生き物の範囲について、詳しくご説明しましょう。

 

◆一般的な解釈としてOKな生き物は?

 

まず初めに、絶対守らなければならないのは、「ペット飼育不可」の物件では、鳴き声がしたり脱走したりする可能性のあるペットは飼育すべきではないという前提です。

マンションの場合は、たとえ購入した物件であっても、マンション全体の規約で禁止されていれば飼育はできないことになります。

爬虫類や大型の昆虫など、鳴かない、散歩をさせる必要がない生き物ならバレないと思われがちですが、確認を取らずに飼育してトラブルが起きた時には即退去を命じられ、場合によっては部屋の修繕費などを請求される可能性があります。

ペット飼育可能と書かれている場合は、一般的に以下のような小動物サイズの生き物の飼育がOKだと考えて良いでしょう。

・金魚・熱帯魚
・ハムスター
・ウサギ 等

小鳥や猫、成長しても猫以上に大きくならない小型犬、両生類や爬虫類、昆虫類なども小動物ですが、排泄物や爪で室内を汚したり傷つけたりする可能性のある生き物は、飼育NGの場合があるため、飼う前に確認を取りましょう。

ヘビやイグアナなどの爬虫類・両生類は、購入する際には小さくても、成長するに従って軽く1メートルを超えてしまう種類がいるため要注意です。
オーナーによっては嫌悪感からNGとされている場合もあるので、大きくならないサイズでも、事前に確認をしておくべき種類です。

 

◆猫の飼育はNGになっている物件が多い。飼育前に必ず確認を!

 

コロナ禍でおうち時間が増え、ペットを飼う人が急増しているとニュースで取り上げられています。特に猫の飼育数はうなぎのぼりだそう。

しかし賃貸物件では、猫の飼育をNGにしているケースが非常に多いことは、あまり報道されません。
不動産会社としての肌感では、猫飼育OKの物件は、小型犬OKの物件の半数もないのではないか?と思うほど少ないのです。

理由は、爪とオシッコのニオイ。
猫の爪は鋭く、引っ掻かれれば大抵のものは傷つきます。
また、他の動物に比べてオシッコの匂いが強く、洗っても簡単には消えないため、賃貸物件では嫌われがちです。

基本的に、借りている家でペットを飼うときは、ゲージや水槽などで飼える生き物であることが前提だと考えておきましょう。

と言っても、個人的に「金魚・熱帯魚NG」になっていた物件を見たこともありますから、必ずOKとは限りません。

この時の理由は、大型の水槽で金魚を買っていた人が水のトラブルを起こし、下の階まで水漏れ被害を出したそうで……、生き物を飼う以上、何らかのトラブルが発生することを踏まえて考えなければならないのだなと、ひとつの教訓になりました。

ペットが愛玩動物から小さな家族へと変化している今の時代だからこそ、ちゃんと許可を得て堂々とお迎えして、全員が楽しく暮らせるよう適正に飼育したいですね♪