【不要な土地】活用できずに困っている土地の対応策

日付:22年08月16日 火曜日カテゴリ: スタッフブログ

こんにちは!リアルサービスの広報担当です。
整備も清掃も入っていない土地を相続して困っている人が、思っている以上に多いようです。
これまでもブログで時々取り上げてきたこのテーマ。なんとなくそのままにしているという方は、ぜひご一読ください。

 

◆不要な土地でも、トラブルを起こさないことが大切

土地の価値について考えたことがありますか?
要らない土地に対して、あまり価値を感じていない所有者が多いのは仕方がないことかもしれません。
そのせいで草ぼうぼう、ポイ捨てされたゴミがそのまま……と、荒れた状態で放置されている土地を見かけることも少なくありません。

しかし放置してトラブルが発生してしまったら、本当に価値がない土地として認識されてしまいます。トラブルが発生した土地は、査定価格が下げられる可能性大。
億劫でも、なんらかの対策を講じて負の遺産とならないように手を打つことが大切です。

自分には不要でも、もしかしたら他の人には価値あるものかもしれないと考えましょう。
雑草や古い建物が残っている場合は整備するだけでもお金がかかりますが、「定期的に人が掃除をしに来ている土地」と「放置されている土地」では、周囲の目も違います。

不法投棄や、知らない間に勝手に花壇を作られるなどしないよう、人の気配を常にさせておくことが、すぐにできる対策のひとつです。

 

◆維持したくないなら手放す方法を探っておこう

 

ここは繰り返しブログでお伝えしてきたポイントですが、土地は「所有しているだけで税金がかかる」もの。
山ひとつ相続して、人に貸すこともできず、親類からも要らないと言われて途方に暮れている人もいます。

小さな土地なら売りやすい面もありますが、アクセスの悪い土地で広大な面積があると、どうしようもないような気持ちになるでしょう。

この場合、売却できるかどうか不動産会社に相談することはもちろんですが、1社でダメだったからと諦めず、納得できる対応をしてくれる担当者を探しましょう。
不動産会社によって得意不得意があり、不用地の売却にノウハウがある担当者に出会えたことで、あっという間に売れたというケースも実際にあります。

これまでは相続した土地の名義の書換えに対して法律が定められていなかったため、数代前の名義人のままで放置されている土地もまだまだ残っているようです。

しかし今後は名義変更を行わなければ罰金を支払わなければならなくなるなど、放置地の扱いが厳しくなって行きます。
心当たりがある人は、早めに対応を始めましょう。

売却もできない、しかし維持するつもりもないという場合は、土地の寄附や自治体への譲渡も検討を。
必ずしも全ての土地が受け取ってもらえるわけではありませんが、もし良い方向に話が進めば、気持ちも楽になるのではないでしょうか。

2023年4月には、不要な土地として申請があった場合に、国が引き取る制度が成立する予定です。
全ての土地に対して適用されるかどうかはスタートしたのちに様子を見ることになりますが、ひとつの解決方法として期待したいところです。