【相続のための終活】家や土地を上手に残す方法は?

日付:22年08月18日 木曜日カテゴリ: スタッフブログ

こんにちは!リアルサービスの広報担当です。
家や土地を上手に相続するための終活なら、早めに始めて損はありません。
相続税対策や、相続人の意向などを確認しながら、「揉めない相続」を目指しましょう。

◆まず、家や土地を遺す必要があるかどうかを検討してみる

 

財産があると「遺すもの」として扱いがちですが、本当に遺すべきかどうかの検討を、今一度してみるのも大切です。

お子さまが将来戻ってきて家や土地を継ぐ予定があれば、遺して活用してもらうのがベストでしょう。
お子様にとっても、新たに家や土地を購入するよりも、かかる負担を抑えることができます。

しかし、お子さまが既に他の土地で自宅を購入している場合はどうでしょうか。
活用してくれる人に手渡すことができないならば、手放すことも視野に入れて考えてみる必要があるかもしれません。

いざ相続すれば、自分が住めなくても固定資産税の支払いが発生します。
それでも渡すべきか、負担を軽くするために売却して現金に変えておくかを、家族と一緒に考えておくと先々の揉め事を減らせます。

早めに終活を始めた方が良い理由の大きなひとつに、認知機能がしっかりしていて自分の意思表示ができるうちに決めておく必要があることも認識しておきましょう。

財産の名義人が認知症などで意思を示せなくなると、たとえ家族であっても勝手に財産を動かすことができなくなります。
財産が潤沢にあっても、誰も銀行から現金を引き出せなかったり、家や土地を賃貸や売買に出すこともできなかったりするケースが、今も増え続けています。

そうなると、大切な家族を危機に晒すことになりかねません。
頭と体が健康なうちに話し合って、家族が納得する方向で財産の管理・処分を進められるように整えておくのは、とても重要な意味があるのです。

 

◆住みながら家を担保に入れて生活費用を賄うこともできる

 

家や土地を遺す必要がない、または老後の資金に不安があって財産を活用したい場合には、活用方法の検討をしてみましょう。

・売却する
・リバースモーゲージやリースバックを利用して老後資金を確保する

どちらも、家土地を現金化するという点では共通していますが、大きな違いは、売却すると引っ越しをしなければならない点です。
住みなれた家や土地を離れる決断がつかない場合は、リバースモーゲージやリースバックを利用して、売却後もその家に住み続けながら資金確保できる方法が良いかもしれません。

リバースモーゲージは自宅を担保にして、住みながら融資を受ける仕組み。リースバックは、自宅を売却して現金化しながらも、そこに住み続けることができる仕組みです。
似ているようで現金化の仕組みが異なりますから、検討する際は金融機関や不動産会社に詳細を確認し、ご自身の希望に合う方法を選びましょう。

家や土地の相続で迷ったり、悩んだりした時は、お気軽にご相談ください。
多くの相続対策を担当してきた当社のノウハウで、解決へのサポートをしっかり行います。