こんにちは!リアルサービスの広報担当です。
近隣トラブルでよく耳にするのは「音」に関するものですね。
出会いたくないトラブルですが、もしそのような状況に陥ったら、どうすれば良いのでしょうか?
当社でも、騒音トラブルに発生した事案がありました。上の音がうるさいというクレームが、階下の住民から上の階の家へ直接持ち込まれたケースです。
目が見えない住人からのクレームだったので、上の階の人は、他の人よりも音に敏感なのかなと思って注意して生活してくれていたようでした。
しかし苦情を言いに来られる回数が増え、ある日、当社に「転居します」との連絡が入ったのです。
このケースで問題なのは、実は上の階の人が原因ではなかったこと。
後から分かったことですが、下の階の人が、何らかの疾病による幻聴を聞いていたようでした。
音のクレームは、後から越して来た人に対して、以前から住んでいる人が持ち込むパターンが多いのですが、言われたほうに本当に非があるのかどうかは、冷静に判断しなければなりません。
住民同士のトラブルで問題が大きくなるケースは、当事者が直接話をし続けていることがほとんどです。もし苦情を言ってきた人がクレーマータイプなら、反応すればするほどヒートアップする可能性があります。
「クレームがきたな」と思ったら、小さなことであっても、なるべく早い段階から第三者を交えて話をするよう注意しましょう。
まずは、クレームが来た日時や、クレームの内容をメモしておき、内容が事実かどうかを確認。その上で、仲介した不動産会社やビルの管理会社に相談しましょう。
冷静な第三者に介入してもらうことが最善の策になります。
状況によりますが、不動産会社のほうでクレームを言っている人についての情報を掴んでいる場合もありますから、類似の問題がそれまでになかったかも尋ねてみると良いかもしれません。
また、市区町村ごとに開設している苦情相談窓口もあります。
先にあげた例の場合は、当社が階下の人と話して、そちらに転居していただくようお願いをしました。
そこはアパートでしたから、そのままでは上の階に転入して来る人が安心して住めず、オーナーも不利益を被る状況になりかねませんでしたから。
何も問題がないのが一番ですが、もし近隣でのトラブルが生じたら、慌てず、落ち着いて、冷静に対処してくださいね。
当社でも力になれることがあれば、いつでもご相談をお受けします!